2002年制作


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Gun twenty.mpg
640x240 pixels 30MB
カーニバル上映時のスクリーンのサイズに合わせてあるため、横長の映像です







■作品について■

「CG Carnival 2002」で上映する事を目的として作られたオリジナル自主制作作品です。
堀 正二郎さんとの共同制作になります。
「400インチの大画面で映える」というのを大前提に、
大画面でしか味わえないような感覚の映像を主眼に制作しました。
本来は10分ほどの長さでストーリーをつける予定でしたが、
制作時間があまりにも少なく、ストーリー無しでダイナミックなアクションをメインに構成する
「予告編」に変更しました。
カーニバルでの上映ということを考えるとこれはベストな選択でした。
以前のX-RIDERSではモチーフにスタッフの趣味であるXスポーツ系を
持って来ましたが、今回はアクションのモチーフに、同じくスタッフが好きな
「体操技」「ブレイクダンス」を持ってくることにしました。
それと映画「男たちの挽歌」の影響もあり、前から二挺拳銃モノを
やりたかったのでその要素も取り入れてみました。
流れるようなアクションは映画「ブレイド」に影響されたものです。
それに加え、主人公が女性なので「踊るように優雅に戦う」ようなテイストも含めています。
企画段階ではもっと長くいろいろなアクションシーンを作る予定でしたが、
時間の都合で少なくなってしまいました。
ただ現在出来ている部分に関しては気に入っています。

とにかく一番の難関が「作業時間の捻出」でありました。
スタッフが皆、本業の合間を使って作業をしています。
かつ、本格的に制作を開始したのが締め切りの一ヶ月前。
予定よりもボリュームダウンして「予告編」になってしまいましたが
ここまで形になっただけでも奇跡という感じです。
これが仕事ならばこんな言い訳はしませんが、個人製作なら何でもアリです(笑)

音楽は、カーニバル直前に知り合った
Eiji Ominaeさんにオリジナル楽曲を制作していただきました。
映像に合った素晴らしい曲を提供してくれました。
GunTwenty、いずれ完成版を作る予定です。いつになるかはまだ分かりません。







2000年制作


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Icosa.mpg
2min15sec 9.8MB







■作品について■

東京ビックサイトで行われたカーニバル2000用に
制作された3DCGアニメーションです。
200インチのプロジェクターを横に2つ並べた
ワイドスクリーンで上映されました。
3DCGの原点に戻り、オブジェクトはシンプルなプリミティブにして、
色彩や動きの気持ちよさを前面に出すと言うコンセプトです。
武井浩之さん制作の哀愁でメロディアスな曲と映像の
シンクロにもこだわりました。
LightWave3D ver 5.6 を使用しています。



武井浩之 ホームページ http://www.geocities.jp/hirotakei2002/








1999年制作


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Cross-Riders バージョン v0.5
13MB 2minute







■作品について■

この作品はウェービーアワードに間に合わせて
締め切り1ヶ月前くらいから構想を始めたオリジナル作品です。
スキーとかスノーボードをモチーフとした疾走感溢れるムービーというのがテーマです。

なぜスキーかと言うのは製作メンバーがみんなスキー・ボード好きなので、 モーション作成なども
スムースに行きやすいということと、 好きなものならば興味を持ち続けたまま集中して製作できると
思って選びました。
あとスピード感を表現するのに適していたと言う理由もあります。
おおまかな内容としては、上空のすごく高いところにコースのようなものがあって、
敵と3人と味方3人で競争しながら戦う、みたいな感じです。

で主人公達は戦ってる最中なのにエアーとかトリックとかを決めてしまうカッコつけた奴ら、というイメージです。
コンセプトの1つに、高さの表現というか、高いところから下を見たときの怖さの表現、みたいなものもあります。
ライド的主観視点はどの作品においても必ず考慮しています。

完成したムービーを身内に見せたら、舞台が「ドリキャスのソニックに似ている」と指摘されたのですが(笑)
ゲームをやったこと無いので、偶然というか、まあありきたりな素材ということですね。

当初の作品のコンセプトとしては、ストーリーはまったく無しにしてメガデモみたいに
音楽と気持ち良い映像がシンクロしたものを作りたいと思ってそういう方向で考えていたのですが、
作品を作っていくうちになんとなくあらすじもわかったほうがいいかもしれないなぁ、と、
コンセプト自体が明確にならないままつくりすすめてしまったいせいで、ストーリーもわからなければ、
気持ち良い映像も少ないという中途半端な作品になってしまったのがちょっと失敗した点です。

ただライティングと質感、全体の色、とかは結構気に入っています。
BGMも、フォルクローレ風ダンス?みたいな感じが気に入っています。

思ったよりも時間が取れなかったので(下準備1週間、アニメーション2週間)
ムービーの完成度としては50%くらいです。
なのでムービーはバージョン0.5となっています(笑)。
もっといろいろな場面でいろいろなアクションをさせたかったと思っています。
せっかく敵がいるのに、敵とのからみがあんまりないとか、
キャラクターの表情をつけるとかをやりたかったです。
登場キャラの種類も企画段階ではもっとあったのですが、時間の都合で割愛してしまいました。

あとボードなどが地面に接するときの火花なり、煙なりを表現するはずだったのですが、
エフェクト作成に予想以上に手間取ってしまったので、ある1カットを除いてこのエフェクトは入っていません。
原因としては、「キャラクターの移動速度が速すぎた」ということがあります。

主人公の3人の動物キャラクターは、前作「アトミック・ナックルズ」の
オブジェクトを改良して使っています。
主に質感に対して、フレネルとガファーをふんだんに使うことによって贅沢な質感にしました。
最近自分か気に入っている使い方としては、
サーフェイスをエッジに行くにつれて明るくしていくという方向です。
反射率や、ディフューズを高くしたり、ルミナシティーにも使ったりすると、
オブジェクトにバックライトを当てているような効果になり、存在感を強調できます。
最近ライティングもバックライトを強めにするのが自分の中で流行っていまして、
今回のムービーも全編ほとんどそんなライティングになっています。





キャラクターデザイン
鹿間 大蔵

モデリング/キャラモーション
高石 健作

シーン総合/モーション/ディレクション
青山 敏之







1997年制作


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PROJECT-WIVERN full ver.
15min  56.7MB (wmv9形式AVI)
PROJECT-WIVERN のフルバージョンです。






Project Wivern
2min  4.3MB
全15分から約2分を抜き出した ダイジェストMPEGムービーです。






■作品について■

1994年東京造形大学在学中に製作開始。
1997年卒業制作として完成。

WavyAward '97 最優秀賞受賞
第9回アマチュアCGAコンテスト 映像賞受賞

制作人数 2人
青山敏之(演出、アニメーション)
北田清延(メカデザイン) 公式サイト Planet Xover

2007年11月 青山コメント

今まではウェブサイト上で3分間のダイジェスト版のみ公開しておりまして、
15分のフルバージョンはVHSビデオ販売という形を取っていましたが、
制作10周年記念という事でフルバージョンを全てダウンロードできるようにしました!

さすがに今見るといろいろと演出は未熟で、ストーリーやテキストも稚拙でお恥ずかしい部分も
多いのですが、とにかく若いパワーというか情熱や勢いみたいなものはタップリ詰まっている作品だな
と感じます。 この作品のおかげで、多くの方々に名前を知っていただける機会になった記念すべき作品です。
まだご覧になっていない方も是非ダウンロードして観て頂けたらと思います。

# 作中の音楽に関しては制作当時の著作権フリーMIDI曲などから
# 使用させていただいているはずですが、なにぶん学生のいいかげんな管理能力ですので
# 間違って他のMIDIファイルなどが混ざってしまっているかもしれません。
# もし著作権的に問題がありそうな曲などあれば、ご連絡ください。

この作品を作るにあたって影響を受けていると思われるもの

・スターウォーズ(特にジェダイの復讐)
・メガCD版シルフィード
・PC88時代のゲームアーツ作品(ヴェイグス、シルフィード)
・OVA「トップをねらえ!」
・ファーストガンダム
・スカイターゲット(セガのアーケードゲーム)







PROJECT-WIVERN コミックス版

2000年に(株)ワークスコーポレーション
CG WORLD誌上で全6回掲載されたコミックス版です。
本編のワイバーンより過去のストーリーが描かれています。